職場に求めるもの
Overview
「職場」の選択は、「金融商品」や「保険」の選択に似ている。いずれも沢山の候補から、自分の満足度が最大となるようなものを選択しなければならない。そのような選択を行う際には「必須条件(Required)」とそれ以外の「推奨条件(Recommended)」とに整理して考えることが多い。これにより、必須条件を満たす候補から推奨条件を多く満たすものを選択すればよい。また、このリストを公開することにより、雇用する側も不要な面接を避けることができるという副次的な効果が期待できるだろう。
Required
- OSS活動が認められている環境
- 使用する道具に裁量がある環境
Recommended
- 現在の報酬に準ずる報酬
- フレックスタイム制度が整備されている環境
開発者のための抽象レイヤが整備されている環境
- 静かな個室
- 優れたコンピューター
- 飲み放題の飲み物
- 室温が20〜22度
- ノングレアな液晶
- それを感じさせないほど快適な椅子
- メールやマニュアルや本の注文をしてくれる管理者
- インターネットを空気と同じくらいあたりまえに使えるようにしてくれるシステム管理者
- プログラマが見つけられないバグを見つけるテスター
- 画面を美しくするグラフィックデザイナー
- 礼節を重んじる環境
- スーツがなくても真剣に仕事ができる環境
- BYODが許可されている環境
Notes
- 半分以上ネタ。(今の環境は半分も満たしていないが、十分満足している。)
- OSSの活動が認められていない企業というものがあるらしいので、試金石として列挙しておかなければならない。
- プログラミング言語やテキストエディタは自由にインストールできなければならない。私から「Vim」や「Java」、「Paren」、「Python」などを奪ってしまったら、ただの役に立たない中年のおじさんになってしまうだろう。
- ある閾値を超えると年収に対して幸福度はほとんど頭打ちになると言われているみたいだが、実感としてそのように思う。必要以上にお金に執着する必要はない。
BYODなどと大げさに書いているが持ち込みたいのはキーボードのみである。
- 秋葉原で500円で転がっているようなキーボードだとつらい。アクチュエーションポイントが深いにもかかわらず、キーストロークが浅いものだから、底打ちせざるを得ない。腱鞘炎になってしまうだろう。
- 一日の大半をマウスを使わずに過ごすためその影響が大きい。逆に、マウスは秋葉原で100円で転がっているものでもよい。
- 自宅で愛用しているhhkbが英字なので、自宅と会社でコンテキストスイッチがつらい。