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あの芸術家はどうやって日々を過ごしていたのだろうか——「天才たちの日課」

Description

著名な芸術家たちは、どのように日々を過ごしていたのだろうか。本書は161人もの芸術家の日課についてまとめた本だ。それぞれの専門を抜き出すと次のような感じ。

  1. 詩人
  2. 画家
  3. 作家、思想家
  4. 作家
  5. 作家
  6. 映画監督
  7. 映画監督
  8. 作曲家
  9. 作曲家
  10. 作曲家
  11. 哲学者
  12. 作家、思想家
  13. 政治家
  14. 作家
  15. 作家
  16. 作曲家
  17. 作家
  18. 画家
  19. 作家
  20. 思想家、経済学者
  21. 精神科医、心理学者
  22. 精神科医、心理学者
  23. 作曲家
  24. 作曲家
  25. 画家
  26. 画家
  27. 詩人
  28. 作家
  29. 作家
  30. 作家
  31. 作家
  32. 作家
  33. 作曲家
  34. 作家
  35. 作家
  36. 劇作家
  37. 作家
  38. 作家
  39. 作家
  40. 画家
  41. 作家
  42. 作曲家
  43. 作曲家
  44. 作家
  45. 行動学者
  46. 文化人類学者
  47. 神学者
  48. 作家
  49. 作家
  50. 哲学者
  51. 心理学者
  52. 作家
  53. 作家
  54. 作家
  55. 作家
  56. 作家
  57. 作曲家
  58. 作曲家
  59. 画家
  60. 哲学者
  61. 詩人
  62. 作曲家
  63. 作家
  64. 作家
  65. 作家
  66. 作家
  67. 造形芸術科
  68. 詩人
  69. 作家
  70. ミュージシャン
  71. 詩人
  72. 詩人
  73. 作家
  74. 作家
  75. 作家、哲学者
  76. 映画監督
  77. 映画監督
  78. 作家
  79. バレエ振付家
  80. 風刺画家
  81. 作家
  82. 作家
  83. 批評家、ジャーナリスト
  84. 詩人
  85. 建築家
  86. 建築家
  87. 作曲家
  88. 作家
  89. 詩人、作家
  90. 発明家
  91. ピアニスト
  92. 彫刻家
  93. 作家
  94. 作家
  95. 作家
  96. 作家
  97. 作家
  98. 詩人、批評家
  99. 哲学者
  100. 詩人
  101. 哲学者
  102. 作家
  103. 歴史学者、哲学者、劇作家
  104. 作曲家
  105. 作曲家
  106. 作家
  107. 作家
  108. 作家
  109. 作家
  110. 生物学者
  111. 作家
  112. 作家
  113. 作家
  114. 作曲家
  115. 作家
  116. 発明家
  117. 画家
  118. 画家
  119. 画家
  120. 作曲家、ピアニスト
  121. 作家
  122. 画家
  123. 建築家
  124. 建築家
  125. 数学者
  126. 画家、映像作家
  127. 環境保護論者、評論家
  128. 作家、評論家
  129. 文芸評論家
  130. 作家
  131. 物理学者
  132. 作家
  133. 作家
  134. 作家
  135. 作家
  136. 作家
  137. 作家
  138. 画家
  139. 作家
  140. 画家
  141. 作家
  142. 作家
  143. 作家
  144. 作家
  145. 作家
  146. 神経学、精神医学者
  147. 作家
  148. 漫画家
  149. 作家
  150. 作家
  151. パフォーマンス・アーティスト
  152. 振付家
  153. 作家
  154. 作家、評論家
  155. 作家
  156. 画家
  157. 作家
  158. イラストレーター、デザイナー
  159. 作家
  160. 進化生物学者
  161. 作家

これを専門別に集計したのが以下のリスト。原題「Daily Rituals: How Artists Work」から推測できるように、そのほとんどが作家、作曲家、画家、詩人で、芸術家が対象である事が分かるだろう。

そのため、邦題を念頭に読むと違和感があるかもしれない。Artistsを天才と訳したのは単にマーケティング上の戦略によるなのだろう。本物の天才——ポール・エルデシュやアルベルト・アインシュタイン等——が混じっているのも事実だけど笑

アーネスト・ヘミングウェイ

作家のヘミングウェイは早起きで5時半から6時ごろには起床して執筆作業を行っていたらしい。

ヘミングウェイは立って書いた。胸の高さまである本棚の上にタイプライターを置き、その上に木製の書見台を置いて、それに向かうのだ。最初の草稿は薄い半透明のタイプライター用紙を書見台にのせて、鉛筆で書く。それが上手く書けると書見台をタイプライターに替えて打っていく。ヘミングウェイは毎日、書いた語数を表に記録していた。それは「自分をごまかさないためだ」という。執筆がうまくいかないときは、さっさと切り上げて、手紙の返事を書く。それはいい息抜きになった。”執筆という厳かな義務”——これをヘミングウェイはよく”厳かに書かねばならない義務”と言い換えた——から解放してくれるからだ。

ル・コルビュジエ

近代建築の巨匠ル・コルビュジエはどうだろうか。

現役の間はずっと厳格なスケジュールを守り続けた。といっても、それは本人にとって、まったくつらいものではなかった。午前六時に起きた後、四十五分間、柔軟体操をする。そのあと妻に朝のコーヒーを入れてやり、八時には夫婦そろって朝食をとる。それから午前中いっぱい、絵をかいたり、執筆をしたりして過ごす。この時間がル・コルビュジエにとって一日のうちで最も想像的な時間だった。この時に描く絵は建築の仕事とは関係のない場合が多く、しかもその絵を妻以外には誰にも見せなかった。それでも自分の建築家としての成功は、この午前中のプライベートな芸術的活動に負うところが大きいとしていた。

Conclusion

本書で取り上げられている芸術家の日課は、多種多様でどれも個性的だった。

一日に30分しか働かない人もいたし、17時間から20時間働く人もいた。早朝に働く人もいるし、真夜中に働く人もいた。毎日決まった時刻に働く人もいるし、インスピレーションがわいた時しか働かない人もいた。腐ったりんごを引き出しに入れておく人もいたし、薬中もアル中もヘビースモーカーもいた——意外なことに、不健康な習慣を持つ芸術家は少なくない笑

本書のコンセプト上、一人あたりに割かれるページは多くても数ページだ。気になった人がいたら別に伝記などを読むのがよさそう。

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