外気温とテント泊装備
テント泊をするにあたって、幕営道具の重量は少なくない。この記録は登山の軽量化にあたって、快適に寝れる必要最低限の装備を目指すためにつけるものである。平均的な人よりも暑がりなので、くれぐれも参考にして寒くて眠れなかった等クレームをつけないように!笑
外気温[℃] | テント場 | 幕営道具 | 感想 |
---|---|---|---|
-5 | 燕岳: |
| 今までで一番死に近かった。氷点下でフレームFmIはないのに等しい。Ultra 5Rでも底冷えを感じた。2時間おきに水を沸騰させプラティパスに入れて湯たんぽ代わりにしながら時間がすぎるの待った。 |
-4 | 八ヶ岳: |
| 爆睡。ステラリッジ6に3人で寝たのだが、真ん中だったので暖かかった。同行者の温度計によるとテント内は零度だった。 |
-2 | 甲武信ヶ岳: |
| 爆睡。エンバーとUltra 5Rが優秀。このくらいの気温なら全然問題ない。 |
-1 | 鳳凰三山: |
| 死ぬほど寒かった。シュラフカバーとインナーシュラフも併用したが、氷点下ではFP mat 100では底冷えが酷すぎる。 |
4 | 瑞牆山: |
| 寒くて眠りが浅かった。コンフォートライトS.I.マットは滑りやすく、かさばり、暖かくないのでこれ以来使用していない。 |
5 | 八ヶ岳: |
| 若干寒かった。 |
9 | 剱岳: |
| 若干寒かった。前日の馬場島荘に比べて標高が1500mくらい違うので気温の逓減が顕著。 |
12 | 八ヶ岳: |
| よく眠れた。 |
12 | 雲取山: |
| よく眠れたのだと思う。あまり記憶にない。 |
14 | 甲斐駒ヶ岳・仙丈ケ岳: |
| 若干寒かった。山と道のスリーブレスの上にSmartwoolの半袖とMILLETのロングスリーブを着用した。樹林帯で無風。底冷えを防げればシュラフはなくてもよいという仮説は崩れ去った。 |
16 | 剱岳: |
| 若干暑いくらい。 |
26 | 伊豆大島: |
| 暑くて寝れない。妻と息子と三人で寝た。テント内は30度くらいあったかもしれない。ステラリッジの通気性では、これ以上は厳しいと感じた。 |
幕営道具
テント
寝袋
インナーシュラフ
シュラフカバー
マット
Notes
- 山行に不要な温度計は持ち歩いていないため、外気温は厳密なものではない。幸い、多くの山小屋の入り口には温度計が設置されているのでそれを記録として用いる。温度計がない場合は事前の予報値を使用する。
- テント内は一般に外気温よりも少し暖かい。ただし、風が強ければ強いほど外気温とより平衡状態に近くなるため、風が強い稜線上では注意が必要。
- 活動記録をつけていなかった頃の山行は同行者の活動記録のリンクを貼った。
- テントによる差はほとんど無視できそう。Lofoten 1 ULWは背が低いためステラリッジよりも気持ち暖かい。
- テント内の人数が増えると顕著に暖かい。
- インナーシュラフとシュラフカバーは重さの割に温度向上には役立っていない気がする。
- 氷点下の場合はエンバーとUltra 5Rを持っていけばよい。
- 9℃以上の場合はフレームFmIを持っていけばよい。
- 10℃以下氷点下以上の場合の解像度が低く最適解が分からない。もう少しデータが欲しい。
- 15℃以下の場合はシュラフが欲しい。